所長ブログ

海士資産形成研修所の所長ブログ

(11)コロナのおかげで毎日、散歩しています。

盛和塾機関誌全156巻を読むマラソンを完走しましたので、コロナ日記に

掲載させていただきます。

機関誌マラソン兄弟の皆様

先日、ホテルの周りを散歩していまして、1万歩歩くためにいろいろな路地を彷徨っていましたら、急に空き地が出てきて、空き地の上に綺麗なお月様が見えました。ウサギが餅つきしている姿も見えるくらいでした。今日は、「満月なのかな」と考えていましたら、急におばあさんが現れて、「いい月ですね、今日は満月だから」と話しかけてくれました。きっとこれは神様がおばあさんにこの路地を通って、私たち夫婦に教えてくれたのだと感じました。人生っていいなと思えた瞬間でした。

 

以下は、156号の感想文です。

 

人生で一番たいせつなこと

環境が悪かろうと何がどうあろうと、とにかく自分の人生を一生懸命前向きに生きるということが、人生で一番大事なことだろうと、私は自分の体験からそう思います。

 

2003年に週刊ニューヨーク生活で盛和塾の勉強会がロスアンゼルスで始まったという記事を読み、翌週にロスアンゼルスに行き、内容を教えていただいてから、18年が経ちました。あのときに行動を起こさなければ今の自分はいないし、もう既に死んでいたかもしれません。

 

その後、日本に行き、石塚理事にいただいた「心を高める経営を伸ばす」という小冊子をいただいて何度も何度も読ませていただきました。

 

これからは、教えていただいたすべてを忘れずに生きますが、

特に以下の3つを大事にして行きたいと思います。

 

「謙虚にして驕らず、更に努力を」

「心を高める経営を伸ばす」

「足ることを知る」

 

以上です。

ラソン兄弟の皆様とこのマラソンを完走できたこと、本当に感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

皆様にとって良い年になることを祈っています。

コロナ日記(10)オミクロン株が出ました。

2021年12月12日に米国のニュージャージーを出発、13日に成田に到着。ニューアーク空港を午前11時30分に飛び立つ飛行機でしたので、10日の午前11時30分以降にPCR検査をしなければなりませんでした。結果を出入国管理が指定する紙に医者の社印を押してもらい、いつの検査結果かを示す箇所に記入してもらいます。

 

飛行機は約20パーセントの搭乗率でした。今回もエコノミーファーストとわたしが命名している状況でした。つまり、空いているところの3席を使い、寝ながら来れたので、代金はエコノミーですが、シートはファーストクラスということです。残念ながら食事はエコノミーでした。それでもアルコールは飲み放題です。しかし、コロナ過でもあり自粛してビール2本ワイン一杯で我慢しました。

 

成田に着いて、検査官に事前に準備した誓約書や身体の状況をレポートしてQRコードにしたものなどを渡しました。大変、大勢の臨時に働いている人の列の何回ものチェックを受けました。この効率の悪さは日本の現状、いかにこのコロナを防ぐかという努力といかにこの機会に儲けてやろうかという安倍のマスク主義が感じられました。同行していたわたしのワイフもなんでこんなに人がいるの?とびっくりしていました。

 

チェックが済み、唾液検査をします。非常に簡単。結果が陰性であると次に毎日の待機状況を管理するアプリを携帯に押し込まれます。その使い方を説明してくれますが、なんとも良くわかりませんでした。とにかく、そのアプリは自主待機場所の確認、毎日の健康状態の報告、毎日、本当にその待機場所におとなしくしているかの確認です。電話がかかってきて、このあとビデオにして楕円形の顔をそこに移るようにする画面が出てきます。しばらくその楕円形の中に顔を入れておくと、本人確認と居場所確認をしています。良ければ、ありがとうございましたという画面が出てきておわりになります。最初の2回くらいは電話に出てもなにをしていいかわからず、画面に顔を入れ込めませんでした。

 

これが毎日、14日間続く感じです。現在、5日目ですが、かなり自主待機に疲れてきています。待機場所から10分程度は出ていいと言われましたが、その辺は自主判断です。しかし、公共交通機関には乗っては行けません。わたしはそれを守っています。悪いことはしてはいけない、という考えからです。ひょっとしたら、潜伏期間で皆様に迷惑がかかるかもしれないのは事実ですからね。

簡単ですが、オミクロン発生後の入国管理状況を報告させていただきました。

また、気が付いた点が出てきましたら報告させていただきます。

コロナ日記(9)米国株式はどこへ行くのか? 

新型コロナで株価は世界的に下がりましたが、いま、大きく戻して、米国のナスダックなどは

歴史的な高値を更新しています。

3月に大きく下がったとき、その後、下げの反動で戻り始めたときにほとんどの人は短期的な戻りで再度下がり、W底を付けると思いました。わたしも同じでした。

しかし、現在の上昇が続くのでしょうか?

投資家は皆、迷っています。わたしは自分の第7感(新型コロナによる新しい生活から発生する第6感に次ぐ感覚らしいですが)によると、11月ころには、いまの水準から最低でも2割は下がっていると予想します。

理由として、

①わたしが長年見ている、30日移動平均からの離れがナスダックで6パーセントを越えてきた。(普通、25日移動平均を使うがわたしは30日を使っている)

 

②大統領選出で、民主党のバイデンが勝っても、トランプが勝っても2割は下がる。バイデンでは、株式相場を支えるのは無理。トランプは第2期でもう意欲がなくなる。

 

③資金の大量供給やゼロ金利でもそろそろ効かなくなる。米政府の借金は既に2019年で23兆ドルで今年は更に拡大する。個人の貯蓄率の上昇。

ここでは、新型コロナがどこまで拡大するかの予測はできませんが、第2波はもう来ているようです。

10月の投資信託の決算などから11月に掛けて下げるのではないか、と予想しますが、

またまた、外れるかもしれません。

コロナ日記(8)67歳のホストクラブデビュー

夜の街の関係の方々のコロナ感染が増えているようです。

この日記の(1)で書きましたが、わたしはすでに感染して抗体をもっていますので、もし、ホストクラブで人材が足りない場合は、ホストデビューをしてもいいかな、と考えています。結構、しゃべりはうまいです。

すでに抗体を持ち、直近のPCR検査で陰性になっているホストと従業員で接客に従事し、お客様も抗体持ちが大分増えてくると思います。

いま、コロナ時代で一番できないことは、くだらないことを言って、肩をたたかれる、頭を空手チョップで割られるようなジェスチャーです。要するにスキンシップです。従いまして、若さや美貌は二の次です。若さや美貌もマスクをしていたら、二分の一ですよね。

 

しかし、マーケティング的には、まだ、感染率が少ないので人数的にこの営業が収益をあげられるか疑問です。

マスクをしていると息苦しいですが、いい点は感染防御と口臭などをあまり気にせずに話せることです。

真剣に夜の街の収益確保や人材維持を何とかしないと、人々の生きがいがどんどん無くなっていきます。

この前、テレビのニュースで芸者さんを束ねるおかみさんがフェースシールドをしているのを見ましたが、マスクとフェースシールドをした芸者さんと野球拳をやりたくないですね。最後にやっと勝ちを取って、着物を脱ぐのかと思ったら、フェースシールドを脱がれたりして。

コロナ日記(7)66歳の起業 後編の2

島根県隠岐海士町にリモートオフィスを作り、2020年9月に海士資産形成研修所という株式会社を設立しました。

現在、中国財務局に正式に投資助言業務を行う会社として登録準備中です。2020年度内には登録終了できると考えています。

この会社では、旧盛和塾生の素晴らしい会社の銘柄助言と旧盛和塾生上場企業90社のうちの50社ほどを選択し、インデックス(京都フィロソフィーインデックス KPIと命名)を組成。証券会社にはこのインデックスに追随する上場投信(ETF)を組成・販売していただきます。わたしどもは、副投資顧問会社として助言したいと考えています。

このETFを投資が未経験の方などに購入していただき、特に若いかたに積立NISAを活用して資産形成と投資の勉強の入り口にしていただければと思っています。海士資産形成研修所という社名はその想いからつけました。

この上場投信(ETF)が大きく育ちましたら、次は中国企業における我々の仲間の企業による上場投信を組成し、最終的には日中の「全従業員の物心両面の幸せを追求している」企業群の上場投信を作ることを目標としています。

66歳の起業編は取り敢えず以上です。

コロナ日記(6)66歳の起業 後編の1

「塾長、なぜ、中国に盛和塾を作られたのですか?」

塾長は、「いずれ、なにが起こるかわからないから、日本と中国が草の根レベルで仲良くしておいた方がいいのでは。」と答えてくださいました。

そこで、目が覚め、数日後に、そうか、まだ、引退できない。わたしにはまだ、やるべきことが残されている、と両腕がしびれるような感覚を伴ってその想いは降りてきました。

 

現在、日本の旧盛和塾生が経営されているあるいは経営されていた上場企業は約90社あります。以前、わたしは、経営理念ファンドを組成して運用を始めるに当たり、塾生企業のモデルポートフォリオを作成。また2000年から2005年までのパフォーマンスを東証一部、東証二部、日経225ジャスダックの株式指標と比較する資料を作成しました。2001年から、ITバブルがはじけて大変な不況が3年ほど続きましたが、3年が過ぎたあたりから、盛和塾生の上場会社のモデル・ポートフォリオは、他のインデックス指標を大きく上回る成績を残しました。

 

これは、不況の時に塾生企業の経営者は、全従業員の物心両面の幸せを追求して、人員削減などもせず、誰にも負けない努力をした証明と考えたわけです。それから15年間、わたしは旧盛和塾生の企業をフォローさせていただき、2001年の時は32銘柄でしたが、いまは90銘柄ほどに企業数が増加しています。

下記にその当時に作成したチャートを添付いたします。ご照覧ください。 

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経営理念ファンドのモデルポートフォリオ

 

コロナ日記(5)66歳の起業 前編

66歳で起業しました。

2018年の3月に経営理念ファンドという器で運用していた資金をお客様にすべて返却いたしました。2005年から始めた約14年近く運用していたことになります。主に旧盛和塾生の上場企業に投資するファンドで、従って、経営理念という名前にしていました。

最後の2年だけで約80%の運用益を上げることが出来ました。

投資の神様と盛和塾の学びのお蔭だと考えています。

 

なぜ、ファンドを償還したかというと、2018年の1月に65歳になったこと、2020年のオリンピック前に日本株式はピークを打つのではと感じていたからです。

 

それから1年近く、ゆったりとした生活をしている日の夜、稲盛和夫氏と夢の中でお話しをする機会をいただきました。

わたしは、草野球をするようなグラウンドの一塁側か三塁側かわかりませんが、長い6-7段ある階段に一人で、座っていました。稲盛塾長はわたしの左上から降りて来られました。わたしはすぐに立ち上がって挨拶をしたと思います。その後にわたしは、急に質問をしていました。

「塾長、なぜ、中国に盛和塾を作られたのですか?」

塾長は、「いずれ、なにが起こるかわからないから、日本と中国が草の根レベルで仲良くしておいた方がいいのでは。」と答えてくださいました。

そこで、目が覚め、数日後に、そうか、まだ、引退できない。わたしにはまだ、やるべきことが残されている、と両腕がしびれるような感覚を伴ってその想いは降りてきました。

続きは、後編へ。