66歳で起業しました。
2018年の3月に経営理念ファンドという器で運用していた資金をお客様にすべて返却いたしました。2005年から始めた約14年近く運用していたことになります。主に旧盛和塾生の上場企業に投資するファンドで、従って、経営理念という名前にしていました。
最後の2年だけで約80%の運用益を上げることが出来ました。
投資の神様と盛和塾の学びのお蔭だと考えています。
なぜ、ファンドを償還したかというと、2018年の1月に65歳になったこと、2020年のオリンピック前に日本株式はピークを打つのではと感じていたからです。
それから1年近く、ゆったりとした生活をしている日の夜、稲盛和夫氏と夢の中でお話しをする機会をいただきました。
わたしは、草野球をするようなグラウンドの一塁側か三塁側かわかりませんが、長い6-7段ある階段に一人で、座っていました。稲盛塾長はわたしの左上から降りて来られました。わたしはすぐに立ち上がって挨拶をしたと思います。その後にわたしは、急に質問をしていました。
「塾長、なぜ、中国に盛和塾を作られたのですか?」
塾長は、「いずれ、なにが起こるかわからないから、日本と中国が草の根レベルで仲良くしておいた方がいいのでは。」と答えてくださいました。
そこで、目が覚め、数日後に、そうか、まだ、引退できない。わたしにはまだ、やるべきことが残されている、と両腕がしびれるような感覚を伴ってその想いは降りてきました。
続きは、後編へ。