本日は、米国経済動向等をご連絡したいと思います。
先週の金曜日、2022年9月16日にCNBCテレビの経済・株式番組の
中で初めて、“グローバルリセッション”という言葉がコメンテーターから
発せられました。
少し、驚きを持って聞きましたが、このような発言が人々の景気に対する見方を
変えていくことが、結構あります。
米国景気の足元を見てみますと、インフレ率は高止まりをしており、
雇用も引き続き堅調を維持しています。
金利は大分上昇してきて、米国債10年物は、3.44パーセントになってきています。
また、連銀による0.75パーセントの引き上げが実施されれば、
更なる金利上昇が予想されます。
一般に30年物のモーゲージ(住宅金融)の利率が6.5パーセントを上回ってくると
住宅価格は下がり始めると言われています。現在は6.3パーセント程度ですが、
上回るのは時間の問題です。もちろん、家の値下がりは時間的ラグがあり、すぐには
下がりませんが、下がり始めると家を担保にお金を借りている人の消費活動が
鈍り始めます。
話が、長くなりましたが、お客さまには、このグローバルリセッションという可能性を
頭の片隅に入れていただき、今後の投資活動を行われることをお勧めしたいと思います。
また、米国経済や株式相場に変化の兆しが出てきましたら、ご連絡いたします。
今後ともよろしくお願いします。