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海士資産形成研修所の所長ブログ

(23)Herstory

最近、この単語を見かけるようになりました。

自分なりに考えている意味合いとして、Historyは男の歴史であり、これからは女の歴史を作っていくことを目指す、と考えています。間違っているかもしれません。

わたしは、会社四季報が新しく出ますとすべての銘柄に目を通すことにしています。

ただ読むだけでなく、テーマを決めて見ています。

今回は、日本の上場企業(3570社)の中に女性社長の会社はいったい何社あるのだろうか?でした。これには本当にびっくりしました。漏れはあるかもしれませんが、

なんと、たったの18社でした。

社長になった経緯はいろいろです。創業者である親が亡くなったり、もうだれも男性で引き受けてがなかったので、お鉢が回ってきたとかです。

実際に自分で会社を創業して社長になった方は、半分以下でした。

ご参考までにコードと名前を列記させていただきます。

ハイパー(3054)、夢展望(3185)、アプリックス(3727)、

アイフリークモバイル(3845)、ブレインズテクノロジー(4075)、

ステラケミファ(4109)、COIY(4175)、竹本容器(4248)、

ロングライフHD(4355)、ビザスク(4490)、キタック(4707)、

エステー(4951)、鈴茂器工(6405)、ユーシン精機(6482)、

要興業(6566)、ミダックホールディングス(6564)、ヤーマン(6630)、

ポピンズ(7358)

 

これに比べていいかわかりませんが、米国証券市場に上場している企業の女性社長は、

枚挙にいとまがありません。大企業でもたくさんいます。GM(ジェネラルモーター)、HP(ヒューレットパッカード)、オクシデンタル石油などなどです。

多様化の時代にさらに乗り遅れないようにするためにはどうしたらいいのか考えなければなりません。わたしが出来ることは、女性の起業家を支援することです。

日本の証券市場がバブル崩壊前の高値を抜くためには、日本の首相が女性になる必要があるかもしれません。

アメリカに女性の大統領が誕生する前に日本に女性の首相が誕生するようなことが起こることを期待したいです。

今回の四季報検証のもう一つのテーマは、環境関連・リサイクル事業の会社のリストアップです。素晴らしい会社が結構ありました。

わたしは、これらの企業群のパフォーマンスは今後10年はかなり期待できると信じています。

次回のブログではこのテーマの企業をご紹介したいと思います。

以上です。