所長ブログ

海士資産形成研修所の所長ブログ

コロナ日記(13)

米国の株式相場が本格的に下がりはじめてきています。

当社のお客様には、タイミングを見て米国相場や日本の日経平均市場の予測などををメールさせていただいています。

以下の①は2021年10月14日配信

①結局は、金のバラマキをどこかでストップしなければならなくなるかということだと思います。

来月あたりから、米国の連銀は少し蛇口を締める(テーパリングと英語で表現していますが)

と思いますが、現在はインフレ懸念が一時的(サプライチェーンの混乱などにより)と一般に認識されているようです。 

蛇口を締めてもインフレが止まらないと株式相場が感じたときに暴落が来ると予想します。

 

10年米国国債で言えば2パーセントを超えて下げ、3パーセントに近づくようなことがあれば暴落すると思います。

 

現在のところのわたしのフィーリングですが、その他で気が付くポイントが出て来ましたら、報告させていただきます。

 

 以下の②は2022年2月22日配信

➁今日の米国株式相場は今後を予想する動きでしたので、報告させていただきます。

 

朝方からダウ平均は前日比331ドル高まであり、しかし、その後、10年物米国債

 

金利が3%をトライするように2.948%まで上昇すると、ダウは反転、結局前日比368ドル安で引けました。

 

一方でゴールドマンザックスは、リセッション入りの可能性を35%まで高めました。

 

ご案内の様にリセッション入りして、インフレーションが治まっていなければ、スタグフレーションということになります。

 

足元では、労働需給は非常にタイトですが、いつまで続くか誰も予想を述べるエコノミストはいません。

 

米国株式相場は3月の安値に近づき、2番底を形成する過程にあると考えています。

 

また、何か大きく変化があるときにご連絡させていただきます。

 

個人的には、米国が一度リセッションになり、インフレーションが治まる必要があると

 

思います。しかし、サプライチェーンの問題がロシアのウクライナ侵攻で読めない状況です。

 

現在、世界中の商品・製品の12パーセントがどこかの港湾などに詰まっているとのことです。

 

 

日銀の政策が変わらない限り、円安は続くと考えています。(135円くらいまで?)

 

どのような海外投信をお持ちかわかりませんので、退避がいいかはアドバイスできません。

 

もし、日経平均が22000円くらいまで下がったら、絶好の買い場と予測しています。

 

そこまで下がれば、下落リスクは18000円、上昇リターンは27000円で、

 

リスクが4000円、リターンが5000円になります。

 

その時に株価が一株当たり純資産を下回り、利回りが2パーセント以上、過去5年間減配をしていない、

 

PERが10倍以下の銘柄があれば、買いたいと考えています。

 

もちろん、全従業員の物心両面の幸せを追求するという理念を持っているというのが

 

スクリーニングの大前提になります。

以上にように最近は、手前みそになりますが、お蔭様で相場予想が当たるようになっています。やはり45年の日米株式の投資経験が皆様のお役に立てるようになっているようです。(いつまで続くかはわかりませんが。

以上です。

(12)ロシアの侵略

ウクライナへの侵略が始まって1か月以上になってきました。

こんなことが許されていいのか、とうのが戦争です。旧ソ連が第2次戦争終結直前に不可侵条約を破って中国や択捉などの島に侵略してきました。

それ以来、北方4島はロシアに取られたままです。

ウクライナも同じようになったら、侵略勝ちになります。かといってロシアを追い出すために各国がウクライナに侵入して奪還に成功したら、ロシアは核兵器を使うかもしれません。

本当にこのパズルを解くのは難しく、北朝鮮のあのお兄ちゃんを殺しても報復で核を使用するかもしれません。

 

去年の9月にエストニアをはじめ、バルト三国を訪問してきました。バスで各国を回ったときの風景がウクライナの田舎の風景に似ていました。エストニアは国土を奪われても、130万人の国民のデータをすべてバーチャルの世界に確保しているので、国土がなくなっても他の国よりは混乱が少ないということを学習させていただきました。その時は、そんなものかな、と思いましたが、今回のロシアの侵略戦争をメディアで見ているとあながちエストニアの戦略は間違っていないと思うし、そのうち、各国のバーチャルデータを襲う戦争が始まるかもしれません。

 

今回のロシア侵略で亡くなった方、コロナでお亡くなりになった方、各地で起きている震災で亡くなっている方々の人数では計り知れない命の重みをどのように受け止めていいのかわかりませんが、解決策は見つからなくても、必ず世の中はいい方向に行く、ということを信じて生きて行くことが大事であると思います。

(11)コロナのおかげで毎日、散歩しています。

盛和塾機関誌全156巻を読むマラソンを完走しましたので、コロナ日記に

掲載させていただきます。

機関誌マラソン兄弟の皆様

先日、ホテルの周りを散歩していまして、1万歩歩くためにいろいろな路地を彷徨っていましたら、急に空き地が出てきて、空き地の上に綺麗なお月様が見えました。ウサギが餅つきしている姿も見えるくらいでした。今日は、「満月なのかな」と考えていましたら、急におばあさんが現れて、「いい月ですね、今日は満月だから」と話しかけてくれました。きっとこれは神様がおばあさんにこの路地を通って、私たち夫婦に教えてくれたのだと感じました。人生っていいなと思えた瞬間でした。

 

以下は、156号の感想文です。

 

人生で一番たいせつなこと

環境が悪かろうと何がどうあろうと、とにかく自分の人生を一生懸命前向きに生きるということが、人生で一番大事なことだろうと、私は自分の体験からそう思います。

 

2003年に週刊ニューヨーク生活で盛和塾の勉強会がロスアンゼルスで始まったという記事を読み、翌週にロスアンゼルスに行き、内容を教えていただいてから、18年が経ちました。あのときに行動を起こさなければ今の自分はいないし、もう既に死んでいたかもしれません。

 

その後、日本に行き、石塚理事にいただいた「心を高める経営を伸ばす」という小冊子をいただいて何度も何度も読ませていただきました。

 

これからは、教えていただいたすべてを忘れずに生きますが、

特に以下の3つを大事にして行きたいと思います。

 

「謙虚にして驕らず、更に努力を」

「心を高める経営を伸ばす」

「足ることを知る」

 

以上です。

ラソン兄弟の皆様とこのマラソンを完走できたこと、本当に感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

皆様にとって良い年になることを祈っています。

コロナ日記(10)オミクロン株が出ました。

2021年12月12日に米国のニュージャージーを出発、13日に成田に到着。ニューアーク空港を午前11時30分に飛び立つ飛行機でしたので、10日の午前11時30分以降にPCR検査をしなければなりませんでした。結果を出入国管理が指定する紙に医者の社印を押してもらい、いつの検査結果かを示す箇所に記入してもらいます。

 

飛行機は約20パーセントの搭乗率でした。今回もエコノミーファーストとわたしが命名している状況でした。つまり、空いているところの3席を使い、寝ながら来れたので、代金はエコノミーですが、シートはファーストクラスということです。残念ながら食事はエコノミーでした。それでもアルコールは飲み放題です。しかし、コロナ過でもあり自粛してビール2本ワイン一杯で我慢しました。

 

成田に着いて、検査官に事前に準備した誓約書や身体の状況をレポートしてQRコードにしたものなどを渡しました。大変、大勢の臨時に働いている人の列の何回ものチェックを受けました。この効率の悪さは日本の現状、いかにこのコロナを防ぐかという努力といかにこの機会に儲けてやろうかという安倍のマスク主義が感じられました。同行していたわたしのワイフもなんでこんなに人がいるの?とびっくりしていました。

 

チェックが済み、唾液検査をします。非常に簡単。結果が陰性であると次に毎日の待機状況を管理するアプリを携帯に押し込まれます。その使い方を説明してくれますが、なんとも良くわかりませんでした。とにかく、そのアプリは自主待機場所の確認、毎日の健康状態の報告、毎日、本当にその待機場所におとなしくしているかの確認です。電話がかかってきて、このあとビデオにして楕円形の顔をそこに移るようにする画面が出てきます。しばらくその楕円形の中に顔を入れておくと、本人確認と居場所確認をしています。良ければ、ありがとうございましたという画面が出てきておわりになります。最初の2回くらいは電話に出てもなにをしていいかわからず、画面に顔を入れ込めませんでした。

 

これが毎日、14日間続く感じです。現在、5日目ですが、かなり自主待機に疲れてきています。待機場所から10分程度は出ていいと言われましたが、その辺は自主判断です。しかし、公共交通機関には乗っては行けません。わたしはそれを守っています。悪いことはしてはいけない、という考えからです。ひょっとしたら、潜伏期間で皆様に迷惑がかかるかもしれないのは事実ですからね。

簡単ですが、オミクロン発生後の入国管理状況を報告させていただきました。

また、気が付いた点が出てきましたら報告させていただきます。

コロナ日記(9)米国株式はどこへ行くのか? 

新型コロナで株価は世界的に下がりましたが、いま、大きく戻して、米国のナスダックなどは

歴史的な高値を更新しています。

3月に大きく下がったとき、その後、下げの反動で戻り始めたときにほとんどの人は短期的な戻りで再度下がり、W底を付けると思いました。わたしも同じでした。

しかし、現在の上昇が続くのでしょうか?

投資家は皆、迷っています。わたしは自分の第7感(新型コロナによる新しい生活から発生する第6感に次ぐ感覚らしいですが)によると、11月ころには、いまの水準から最低でも2割は下がっていると予想します。

理由として、

①わたしが長年見ている、30日移動平均からの離れがナスダックで6パーセントを越えてきた。(普通、25日移動平均を使うがわたしは30日を使っている)

 

②大統領選出で、民主党のバイデンが勝っても、トランプが勝っても2割は下がる。バイデンでは、株式相場を支えるのは無理。トランプは第2期でもう意欲がなくなる。

 

③資金の大量供給やゼロ金利でもそろそろ効かなくなる。米政府の借金は既に2019年で23兆ドルで今年は更に拡大する。個人の貯蓄率の上昇。

ここでは、新型コロナがどこまで拡大するかの予測はできませんが、第2波はもう来ているようです。

10月の投資信託の決算などから11月に掛けて下げるのではないか、と予想しますが、

またまた、外れるかもしれません。

コロナ日記(8)67歳のホストクラブデビュー

夜の街の関係の方々のコロナ感染が増えているようです。

この日記の(1)で書きましたが、わたしはすでに感染して抗体をもっていますので、もし、ホストクラブで人材が足りない場合は、ホストデビューをしてもいいかな、と考えています。結構、しゃべりはうまいです。

すでに抗体を持ち、直近のPCR検査で陰性になっているホストと従業員で接客に従事し、お客様も抗体持ちが大分増えてくると思います。

いま、コロナ時代で一番できないことは、くだらないことを言って、肩をたたかれる、頭を空手チョップで割られるようなジェスチャーです。要するにスキンシップです。従いまして、若さや美貌は二の次です。若さや美貌もマスクをしていたら、二分の一ですよね。

 

しかし、マーケティング的には、まだ、感染率が少ないので人数的にこの営業が収益をあげられるか疑問です。

マスクをしていると息苦しいですが、いい点は感染防御と口臭などをあまり気にせずに話せることです。

真剣に夜の街の収益確保や人材維持を何とかしないと、人々の生きがいがどんどん無くなっていきます。

この前、テレビのニュースで芸者さんを束ねるおかみさんがフェースシールドをしているのを見ましたが、マスクとフェースシールドをした芸者さんと野球拳をやりたくないですね。最後にやっと勝ちを取って、着物を脱ぐのかと思ったら、フェースシールドを脱がれたりして。

コロナ日記(7)66歳の起業 後編の2

島根県隠岐海士町にリモートオフィスを作り、2020年9月に海士資産形成研修所という株式会社を設立しました。

現在、中国財務局に正式に投資助言業務を行う会社として登録準備中です。2020年度内には登録終了できると考えています。

この会社では、旧盛和塾生の素晴らしい会社の銘柄助言と旧盛和塾生上場企業90社のうちの50社ほどを選択し、インデックス(京都フィロソフィーインデックス KPIと命名)を組成。証券会社にはこのインデックスに追随する上場投信(ETF)を組成・販売していただきます。わたしどもは、副投資顧問会社として助言したいと考えています。

このETFを投資が未経験の方などに購入していただき、特に若いかたに積立NISAを活用して資産形成と投資の勉強の入り口にしていただければと思っています。海士資産形成研修所という社名はその想いからつけました。

この上場投信(ETF)が大きく育ちましたら、次は中国企業における我々の仲間の企業による上場投信を組成し、最終的には日中の「全従業員の物心両面の幸せを追求している」企業群の上場投信を作ることを目標としています。

66歳の起業編は取り敢えず以上です。