米国の株式相場が本格的に下がりはじめてきています。
当社のお客様には、タイミングを見て米国相場や日本の日経平均市場の予測などををメールさせていただいています。
以下の①は2021年10月14日配信
①結局は、金のバラマキをどこかでストップしなければならなくなるかということだと思います。
来月あたりから、米国の連銀は少し蛇口を締める(テーパリングと英語で表現していますが)
と思いますが、現在はインフレ懸念が一時的(サプライチェーンの混乱などにより)と一般に認識されているようです。
蛇口を締めてもインフレが止まらないと株式相場が感じたときに暴落が来ると予想します。
10年米国国債で言えば2パーセントを超えて下げ、3パーセントに近づくようなことがあれば暴落すると思います。
現在のところのわたしのフィーリングですが、その他で気が付くポイントが出て来ましたら、報告させていただきます。
以下の②は2022年2月22日配信
➁今日の米国株式相場は今後を予想する動きでしたので、報告させていただきます。
朝方からダウ平均は前日比331ドル高まであり、しかし、その後、10年物米国債の
金利が3%をトライするように2.948%まで上昇すると、ダウは反転、結局前日比368ドル安で引けました。
一方でゴールドマンザックスは、リセッション入りの可能性を35%まで高めました。
ご案内の様にリセッション入りして、インフレーションが治まっていなければ、スタグフレーションということになります。
足元では、労働需給は非常にタイトですが、いつまで続くか誰も予想を述べるエコノミストはいません。
米国株式相場は3月の安値に近づき、2番底を形成する過程にあると考えています。
また、何か大きく変化があるときにご連絡させていただきます。
個人的には、米国が一度リセッションになり、インフレーションが治まる必要があると
思います。しかし、サプライチェーンの問題がロシアのウクライナ侵攻で読めない状況です。
現在、世界中の商品・製品の12パーセントがどこかの港湾などに詰まっているとのことです。
日銀の政策が変わらない限り、円安は続くと考えています。(135円くらいまで?)
どのような海外投信をお持ちかわかりませんので、退避がいいかはアドバイスできません。
もし、日経平均が22000円くらいまで下がったら、絶好の買い場と予測しています。
そこまで下がれば、下落リスクは18000円、上昇リターンは27000円で、
リスクが4000円、リターンが5000円になります。
その時に株価が一株当たり純資産を下回り、利回りが2パーセント以上、過去5年間減配をしていない、
PERが10倍以下の銘柄があれば、買いたいと考えています。
もちろん、全従業員の物心両面の幸せを追求するという理念を持っているというのが
スクリーニングの大前提になります。
以上にように最近は、手前みそになりますが、お蔭様で相場予想が当たるようになっています。やはり45年の日米株式の投資経験が皆様のお役に立てるようになっているようです。(いつまで続くかはわかりませんが。
以上です。