所長ブログ

海士資産形成研修所の所長ブログ

今後の米国株式相場の見通しについて(2022年6月17日)

忘備録としてコロナ日記に掲載させていただきます。

 

昨日のFRBによる0.75%の金利引き上げを受けて、本日はかなり株式相場が下落しました。

 

少し長い目で米国株式相場を見てみたいと思います。

・経済はリセッションになるか?

(ハードランディングになる可能性50%、ソフトランディングが30%、リセッション入りなしが20%)

 

金利はいまから1.5%の引き上げ。

 

・S&P500の株価収益率は、現在の21倍くらいから15倍まで一時下がるが18倍まで戻って落ち着く。

・今回の状況は、2001年のITバブル崩壊のときに似ている。

 

・米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が16日発表したデータによると、米国で最も利用されている期間30年の住宅ローン固定金利が平均で前週比0.50%ポイント超上昇し、5.78%となった。週間の上げ幅として過去35年で最大を記録した。

住宅ローン金利は昨年のこの時期から大幅に上昇している。1年前の30年物固定金利は2.93%だった。

この金利が6.5%に近づくと住宅価格が下がり始めると予想される。

 

・ソフトランディングによる業績の落ち込みは10-15%、

ハードランディングで20-25%。

以上のような前提で、ダウ平均で25,000,S&P500で3,300、

ナスダックで9,100が下げのメドとなると予想します。

 

・どこで株式相場が反転するかは、今後の経済動向、金利政策等様々なことが絡み合って決まってきますが、

これを命中させることが当社の役目の一つと考えています。

 

以上、簡単ですが速報としてお伝えします。

 

島健志郎

株式会社海士資産形成研修所